佐久取材 第二弾!
フレンチカフェレストラン キッチンカフェヴェール編

2018年3月30日

グルメ探訪

グループでも、カップルや家族でも、みんなが楽しく味わえる 地元の食材にこだわった和スタイルなフレンチ・レストランカフェグループでも、カップルや家族でも、みんなが楽しく味わえる 地元の食材にこだわった和スタイルなフレンチ・レストランカフェ

 長野県佐久市で、おいしい笑顔が溢れるレストランに出会いました。オーナーは、自らがシェフパティシエを務める敦賀健一さん。大阪、東京、そして軽井沢の星野リゾートなど著名なホテルやレストランで研鑽を積み、3年前に「キッチンカフェヴェール」をオープン。「キッチン」と名付けた店名の通り、敦賀さんの奥様とお母様の3人で切り盛りする店内には、どこか家庭的で、やさしい雰囲気が。
 「日本家屋を改装した店内には、当時の掛け軸や書などを残しています。畳の座敷で過ごすと、気持ちが自然と和みますよね。フレンチをもっと気軽に、肩肘張らずに楽しんでいただきたいと思っているんです」と、敦賀さん。赤ちゃん連れのママ友グループやファミリー、友人同士で気兼ねなくフレンチを楽しみ、椅子席に座ったカップルはそれぞれのデザートを少しずつ分け合う。そうした光景から、キッチンカフェヴェールで過ごす、ゆるやかな縁を実感します。


自らがシェフパティシエを務める敦賀健一さん

ジビエが旨い
鮮度の高い地元食材

 ランチタイム、木漏れ日に照らされたメニューも絶品です。とりわけ、メインのジビエ(鹿肉)には驚かされました。よほど丁寧に下処理がなされているのでしょう。噛むたびに、赤身の旨みが口いっぱいに。
「ジビエは地元の猟師さんから直接仕入れています。野菜も果物も小麦も卵も、ボスケソさんのチーズだってそう。作り手の姿勢に共感した素材は、どれもが本物の味わい。お客さまにも最大限、地元のおいしさを味わっていただきたいですね」(敦賀さん)。
 魚介類は「付き合って10年ほどになる」という、天然モノ専門の漁師さんから直送。キッチンを訪れたこの日は、「カルパッチョに適した魚」というオーダーに対して、日本海からメバル、カワハギ、カサゴ、真鯛などが10sほど届きました。「身がしまっていて、どれもおいしく食べてもらえる」と、愛おしそうに話す姿に、思わずこちらも嬉しくなります。
 食材にも作り手にも、そしてお客さんにも、真摯な愛情をもって向き合っている。敦賀さんのそのような姿勢が、おいしい笑顔につながっている――。佐久市で見つけた微笑みに、ぜひ皆さんも触れてみてください。奥深い味わいに、きっとびっくりしますよ。

地元産の小麦と、鶏(ボリスブラウン)の卵を使用した焼き菓子も好評。ホテル・パティシエとして腕をふるった経験を存分に活かしています。