食卓を鮮やかに彩る、トマトの赤。 高知・「池トマト」さんを訪ねました。

フルグラのグルメ探訪
果物のような甘さが大人気のフルーツトマト。
そこで今回は、甘みや香りがギュッと濃縮されたフルーツトマトを探して、南国土佐の「池トマト」さんを訪ねました。
旨みが濃縮されたトマトジュースでいただくフルグラは、まさか!と驚く初体験のおいしさ。ぜひ、みなさんもお試しください。
編集部のオススメは、濃厚なフルーツトマトジュース「フルトマ」を使った朝食レシピ。フルーティーで濃厚な味わいの「フルトマ」は、酸味の効いたヨーグルトにピッタリ。トマトの味わいはそのままに、爽やかなおいしさを楽しめます。
フルグラを加えると食感と甘味がプラスされ「食べるサラダ」風に。朝食にオシャレな1品です♪
<材料>2個分
・フルグラ/70g
・トマトジュース/1本(100ml)
※写真は「池トマト」さんの「フルトマ」使用
・プレーンヨーグルト/120g
・ミント(飾り用)/適量
<作り方>
①カップ2個にフルグラ20gをそれぞれ入れます。プレーンヨーグルト60g、トマトジュース50mlをそれぞれ入れます。
②残りのフルグラをカップ2個に分けてのせ、ミントを飾ります。
南国土佐で栽培された
「池トマト」の濃厚フルーツトマト
「勘違いされやすいのですが、実は『フルーツトマト』という品種があるわけではないんです。定義もあいまいな部分があるので、うちの農園では、糖度8度以上をフルーツトマト、8度未満を野菜トマトと定めています」と、「池トマト」の池洋一さん。朗らかな笑顔で、まずは取材スタッフの誤解を解いてくれました。つまり、フルーツトマトは玉石混交? 「だからこそ、本物を味わっていただきたい。おいしいだけじゃない。栄養が豊富で、食べると元気になれるトマトが理想です」。
愛情いっぱいに栽培される、トマトパワー
高知県土佐市で栽培される、「池トマト」のフルーツトマト。「一般的なサラダトマトは1ヵ月~1.5ヵ月、うちでは約3倍の3~4ヵ月の時間をかけて、ていねいに、ていねいに生育。とりわけ特徴的なのは、減農薬発酵アミノ栽培と名付けられたその栽培手法で、除草剤は使わずに、農薬の使用も一般の5割程度に抑えています。カツオやマグロ、昆布、椎茸などの自然肥料を発酵熟成させて、アミノ酸として吸収させているんです」(池さん)。これにより、トマトの旨みが凝縮されています。
「おいしい土」が欠かせない
「実際、旨み成分であるグルタミン酸や美肌効果を期待されるプロリンなどは、一般的なトマトに比べても、際立つ含有量です」と、池さんの一番弟子・川澤さんは、はにかみます。「おいしい土づくりがおいしいトマトをつくり、おいしいトマトがみんなを元気にする。これって、すごく幸せな循環ですよね」(池さん)。
ハウスでは、「フルトマ」用のフルーツトマトをはじめ、約40種類ものトマトが大事に育てられ、冬から翌夏にかけて収穫されます。
朝食にも大満足の フルグラ入り特製フレンチトースト
食べ方提案
ひと手間を加えるだけで、ちょっとリッチなフレンチトーストにフルーツとフルグラを添えて、フレッシュな気分が味わえます。今回、ソースの牛乳にプラスしたのは、前号でご紹介したチーズ工房「ボスケソ」さんの濃縮ホエイソース。
ホエイの酸味がアクセントになって、甘みが引き立ち豊かな味わいです。
フルグラ入り
特製フレンチトースト
キッチンカフェヴェールのシェフパティシエ・敦賀健一さんにフルグラを使用した特製フレンチトーストを作っていただきました。地元・佐久の小麦を使った自家製パンはモチモチ感がすごい!そこにフルグラのサクサク感と、ホエイの粘り気ある濃いめのテイストが口の中でからまり、食感はちょっと驚き。リッチ気分なフレンチトーストを、ぜひご家庭でも試してみてください。
[材料(4人前)]
◎ 卵 4個
◎ 牛乳 400cc
◎ 濃縮ホエイソース 適量
◎ パン厚切り 4つ
◎ オリーブオイル 少量
◎ フルグラ 適量
◎ 季節のフルーツ 適量
◎ 粉砂糖 適量
[作り方]
卵、牛乳、濃縮ホエイソースを良くかき混ぜたソースに、厚切りパンを入れ約1時間つけ込みます。
フライパンは少量のオリーブオイルをひき、中火の弱火くらいで、じっくりと両面がきつね色になるまで焼きます。外はカリッと、中はふっくらが理想。
仕上げにフルグラ、キャラメル風味の濃縮ホエイソース、季節のフルーツと粉砂糖、お好みでシナモンパウダーを振りかけます。
秋は、リンゴや洋梨などのソテー、ナッツのローストとあわせると、フルグラ入り特製フレンチトーストに♪
日本家屋を改装した店内は、お洒落な和カフェの雰囲気。
小物使いもかわいいアクセントに。
今回ご紹介した「濃縮ホエイソース」は、前回紹介した「ボスケソ」のソース。チーズを作る過程で出る「ホエイ」を砂糖と煮詰めて、デザートソース感覚で使えるキャラメル風味。ボスケソでは、毎日7~8種ほどのチーズを販売。予約・全国配送可。
佐久取材 第二弾! フレンチカフェレストラン キッチンカフェヴェール編
グルメ探訪
長野県佐久市で、おいしい笑顔が溢れるレストランに出会いました。オーナーは、自らがシェフパティシエを務める敦賀健一さん。大阪、東京、そして軽井沢の星野リゾートなど著名なホテルやレストランで研鑽を積み、3年前に「キッチンカフェヴェール」をオープン。「キッチン」と名付けた店名の通り、敦賀さんの奥様とお母様の3人で切り盛りする店内には、どこか家庭的で、やさしい雰囲気が。
「日本家屋を改装した店内には、当時の掛け軸や書などを残しています。畳の座敷で過ごすと、気持ちが自然と和みますよね。フレンチをもっと気軽に、肩肘張らずに楽しんでいただきたいと思っているんです」と、敦賀さん。赤ちゃん連れのママ友グループやファミリー、友人同士で気兼ねなくフレンチを楽しみ、椅子席に座ったカップルはそれぞれのデザートを少しずつ分け合う。そうした光景から、キッチンカフェヴェールで過ごす、ゆるやかな縁を実感します。
ジビエが旨い
鮮度の高い地元食材
ランチタイム、木漏れ日に照らされたメニューも絶品です。とりわけ、メインのジビエ(鹿肉)には驚かされました。よほど丁寧に下処理がなされているのでしょう。噛むたびに、赤身の旨みが口いっぱいに。
「ジビエは地元の猟師さんから直接仕入れています。野菜も果物も小麦も卵も、ボスケソさんのチーズだってそう。作り手の姿勢に共感した素材は、どれもが本物の味わい。お客さまにも最大限、地元のおいしさを味わっていただきたいですね」(敦賀さん)。
魚介類は「付き合って10年ほどになる」という、天然モノ専門の漁師さんから直送。キッチンを訪れたこの日は、「カルパッチョに適した魚」というオーダーに対して、日本海からメバル、カワハギ、カサゴ、真鯛などが10㎏ほど届きました。「身がしまっていて、どれもおいしく食べてもらえる」と、愛おしそうに話す姿に、思わずこちらも嬉しくなります。
食材にも作り手にも、そしてお客さんにも、真摯な愛情をもって向き合っている。敦賀さんのそのような姿勢が、おいしい笑顔につながっている――。佐久市で見つけた微笑みに、ぜひ皆さんも触れてみてください。奥深い味わいに、きっとびっくりしますよ。
地元産の小麦と、鶏(ボリスブラウン)の卵を使用した焼き菓子も好評。ホテル・パティシエとして腕をふるった経験を存分に活かしています。
自然豊かな長野県上伊那の48”牧場・ユウユウファーム フルグラ+48”クリーミーヨーグルト編
食べ方提案
牧場ならではの朝搾り牛乳で作るヨーグルトは、なめらかな味わいで、お子様にも大人気。
今回は、カフェ48”ファームさんに、そのヨーグルトを使って、フルグラ入りヨーグルトパフェを作っていただきました。
フルーツの酸味とソフトクリームのコク、フルグラのザクザクとした食感がとってもイイ! 手軽に作れるのでぜひお試しください。
フルグラ+48”クリーミーヨーグルト
今回ご紹介したクリーミーヨーグルトは、上伊那の牧場で毎日搾っている新鮮な牛乳を使い、香料や安定剤を一切使わずにじっくり発酵させ、牛乳本来の旨味を引き出した、驚くほどクリーミーなのむヨーグルトです。
[作り方]
フルグラと季節の果物、ジャム、自家製ヨーグルト(48"クリーミーヨーグルト+ヨーグルト)、ソフトクリームを適量を使い盛りつけ。写真の果物は、イチゴ、リンゴ、キウイフルーツを使用。
コクがあるのにあっさり味なソフトクリーム
長野県上伊那郡で、地域共生型から次世代の畜産家を目指して奮闘する、素敵な酪農家を取材しました。

グルメ探訪
地域共生、自然豊か、おいしい牛乳……。耳馴染みのよいフレーズの裏側には、それを生み出し、支える大勢の人たちがいる。きっと、簡単な仕事ではないでしょう。そんな懸念を一蹴するかのような笑顔に、出会ってすぐに魅せられました。
柴勇一郎さん、30歳。長野県上伊那郡にて、酪農と和牛繁殖を行う、2つの牧場を経営しています。
「正直なところ、酪農の仕事はしんどくなくはないですよ(笑)。僕自身、子どもの頃から両親の苦労を間近に見てきて、牧場を継ぐことについては、抵抗もありましたし。でも、学生時代に出会っちゃったんですよね。生命の営みというか、牛の繁殖を引き出す技術の奥深さに。恩師や仲間にも恵まれました」
柴勇一郎さん
地元出身の若い従業員が、大切に育てている健康な乳牛から毎日搾乳
ユウユウファームでは放牧で和牛繁殖を行っています
この世界で生きていこう――。
そう覚悟を決めた18歳の少年は、数年の時を経て、家畜人工授精師と家畜受精卵移植師の資格を取得、祖父の代から続く酪農牧場に和牛繁殖牧場をプラスし、今では複合経営を担うまでに。
「もちろん初めは、ぜんぜんうまくいかなくて。出産してもお乳が出なかったり。でも、受胎率が高まるとともに、徐々に経営も安定してきました」
自らがロールモデルになるべく、研修生の受け入れにも積極的に取り組みます。「やっぱり、農業っていいなって思ってもらいたい。あと単純に、酪農家はカッコイイって思ってもらいたいのかも」と、茶目っ気たっぷりな口ぶりに、再び魅せられます。
地域の食材を活かした車麩の黒酢あんかけ、トマトとインゲンの洋風白あえ、秋野菜のラタトゥイユ。
おいしいヨーグルトと、集えるカフェ。
実は、これまで上伊那には、特産といえる乳製品がなかったそう。「搾られた牛乳はすべて他の地域に出荷されるんです。だから地元の人でさえ、ここで酪農が盛んということを知らなかったり。だから地元の人にも、もっと上伊那のことを知ってもらいたい。そう思って、48"クリーミーヨーグルトを作りました」(柴さん)。カラフルで愛らしい牛のパッケージについて話を向けると照れくさそうに「奥さんのおかげです」と。
聞けば奥さま、絵本や地域誌の編集者として活躍しているそうで、イラストやデザインは彼女と協力して生まれたものとか。
また昨年には、地域の食材を活かしたカフェ・レストラン「カフェ 48"ファーム」をオープン。ヨーグルトはもとより、ナチュラルフード・コーディネーターの資格をもつ叔母さまが作るランチは、ぜったい訪れる価値ありです。この日のメニューは、「車麩の黒酢あんかけ、トマトとインゲンの洋風白あえ、秋野菜のラタトゥイユ」。どうです、おいしそうでしょ?
「地域に根ざすって、たぶん心持ちが大事だと思うんです。僕は、生まれ育った上伊那が大好き。だから、地元の農業を知るきっかけになったり、食材を実際に味わえる場所を作りたかった」
そこに、気負いは見られません。ただ実直に、酪農と牧場、そして地域と向き合う青年の眼差しに、心を揺さぶられました。
「BOSQUESO(ボスケソ)」のナチュラルチーズでおいしく栄養♪フルグラ入りサラダ
食べ方提案
食欲減退ぎみのときは、サラダでおいしく栄養を。季節の野菜と、さっぱりとした甘みが特徴の口当たりのよいリコッタチーズに、フルグラを添えて。手作りドレッシングは、お酢とオイルを1対3で。ちょっと加えたマスタードの辛みが食欲をそそります。
フルグラ&ナチュラルチーズ
フレッシュタイプ
今回ご紹介のフルグラアレンジレシピは、「BOSQUESO(ボスケソ)」さんのリコッタチーズ「TATESHINA」とフルグラ&野菜で作ったサラダ。フルグラを入れると食感と食べ応えがプラスされ朝食にオススメです! チーズや野菜、ドレッシングは、お好きなものでアレンジをして自分好みを発見するのも楽しいですよ!
<材料>
【サラダ】
フルグラ及び野菜/お好みの量
野菜はお好みのものをどうぞ。
写真は、ベビーリーフ、ベビーキャロット、ミニ大根、ミニかぶ、プチトマトなどを適量で使用。シェフ特製のドレッシングをたっぷりかけています。
【シェフ特製ドレッシング】(4人分)
・米酢 25cc
・オリーブオイル 75cc
・マスタード 5g
・塩、こしょう 適量
和風モダンな店内で素敵な時間を
長野県佐久市のチーズ工房「ボスケソ」。 元エンジニアの店主が奏でるチーズは、「御牧(みまき)」に紡がれてきた歴史を存分に引き出す味わいです。

グルメ探訪
大手自動車メーカーの元エンジニアにして、出身は九州・福岡県。そんな是本健介さんが、長野県佐久市にチーズ工房「ボスケソ」を構えたのは、2016年末。人の縁に導かれた「自然な決断」だったといいます。「妻の祖母の住まいが空き家だったこともあり、10年ほど前から週末や長期休暇を利用して通っていました。豊かな自然と美味しい農産物、それに良質な乳を提供してくれる小林牧場さんをはじめ、プロフェッショナルな仲間たち。理想とするチーズは、この場所でしか作れない!と決めました」(是本さん)。
そもそも是本さんがチーズの魅力に惹き込まれたのは、15年ほど前のこと。「当初は食べる専門でしたが、エンジニア魂に火がつき(笑)、チーズプロフェッショナルの資格を取得。自宅で作るようにもなりました」。
チーズ作りと
自動車開発はよく似ています
チーズ作りと自動車の開発はとても似ているそう。
「自動車開発では、最終的なアウトプットに向けて、入力条件(パラメータ)を変更しながら計測を繰り返します。実はチーズも同じで、科学的な営みなんです。まず、どんなチーズを作りたいのか、具体的にイメージし、ゴールに向けて調整・計測を繰り返しながら作ります。質が一定の工業製品の自動車とは違い、チーズの原料は天候や、牛の体調で乳質が変わり、菌の配合や時間、湿度・温度管理の微調整が必要となるため、チーズ作りのほうが難しいかもしれません」(是本さん)。
「御牧」の歴史を紡ぐ「MIMAKI」チーズ
「チーズは、非常に奥深く、包容力の高い食材です。実は、日本酒や和食にも相性のよいチーズも人気なんです。先入観や知識にとらわれることなく、直感的にチーズを楽しんでほしい」と、是本さんははにかみます。
とりわけ自信作なのが、「MIMAKI」。その由来は、千曲川に囲まれた御牧地域によるもの。「御牧には、平安時代にチーズに似た食材〝蘇〟を朝廷に献上していた歴史があって。これは酵母を熟成したソフトタイプで、清涼感のあるスパークリングワインや、香り豊かな純米大吟醸とも相性抜群。徐々に酸味がやわらいでいくので、3週間もすれば、旨みがもっと凝縮します」。
チーズを、もっと直感的に楽しんでほしい
誠心誠意、チーズ作りに向き合う是本さん。チーズの味わいもさることながら、その柔和な人柄からか、多くの仲間が周囲に集います。「佐久地域には、酪農や農業、13もの酒蔵、クラフトビール、イタリアン、フレンチや日本食のレストラン、パン屋など、さまざまなプロフェッショナルがいます。うちのチーズを起点に彼らを結び付けられれば、もっと豊かな食文化、産業が育つと信じています。美味しさで、この地域を笑顔にしていきたいですね」。
おうちで作ろう♪ もちもちのフルグラベーグル
食べ方提案
焼きたて、もちもち!
ドライフルーツの旨味でそのままでもおいしい♪
もちもちの食感が人気のベーグル。油やバター、卵などを使用せず、発酵したパン生地を茹でてから、オーブンで焼き上げるのが特徴です。おうちで作る際には、ぜひフルグラを入れてみてください。そのままでもおいしいベーグルに変身。コンフィチュールやクリームチーズを挟んで食べると、さらにおいしさが広がり、うれしい気分に♪
ベーコンサンドなど軽食アレンジも。
冷蔵庫にある食材を使っての軽食アレンジで、朝食はもちろん休日のランチにもオススメです。
フルグラベーグル
<材料> 5個分
・強力粉/250g
・ドライイースト/小さじ1
・塩/小さじ1/2
・砂糖/大さじ2
・ぬるま湯/165ml
・フルグラ/40g
<作り方>
①ボウルに強力粉・ドライイースト・塩・砂糖を加え混ぜ合わせます。
②①にぬるま湯を一気に注ぎ、手早く粉と水分を混ぜ合わせます。
③②を初めの5分間は力強くこね、その後は徐々に力を抜き、こね上がり3分前にフルグラを加えてこね、合計約15分間こねます。
④ボウルに打ち粉をし、そこに③の生地を丸めて入れ、濡れ布巾をかけ1次発酵します。(約26度で40分)
⑤④の生地のガス抜きをし、包丁で5等分して丸めて閉じ、まな板の上に並べます。濡れ布巾を軽くかけて10分そのままおきます。
⑥⑤の生地を閉じ目を上にしてまな板の上におき、丸く伸ばして三つ折りにしたあと細長く棒状に伸ばし(約30cm)ます。片方の端を平たく伸ばし、もう片方の端をのせて包み込みリング状につなげ閉じます。
⑦⑥の閉じ目を下にしてオーブンシートを敷いた鉄板に間隔をあけて並べ、2次発酵します。(35~38度で30分)
⑧沸騰したお湯に⑦の生地を入れ、表・裏各10秒湯通しします。
⑨再び、オーブンシートを敷いた鉄板に⑧を並べ、200度に温めておいたオーブンに入れ約17分焼きます。
⑩焼き上がったらすぐ金網に移し冷まします。
元気な朝に! フルグラ入りベーグルにたっぷりはさんでどうぞ。
フルグラといちごを使ったあったかスイーツ♪「いちごのフラン」
食べ方提案
旬はいつ!? やっぱり冬は、いちごが大好き
冬はいちごの季節です。
「くつろぎながら、いちごをほおばる」なんとも幸せな、あの瞬間。洗ってそのまま食べる甘酸っぱいいちごも、ショートケーキを飾るいちごも、
みんな赤くてつぶつぶのいちごが大好き。
もちろんフルグラにも、甘みと酸味がギュッとつまったいちごが入っています。
今回は、いちごを使った「あったかスイーツ」をご紹介します。
いちごの栄養と旬
ビタミンCが豊富ないちご。1960年代までは、いちごの旬は5月~6月でしたが、温室栽培がおこなわれるようになり、品種改良も進んで、秋から翌年の初夏まで出回るようになりました。
卵+生クリームのソースで、コクのあるおいしさに。
冷蔵庫で冷やして食べてもおいしいですよ。
今回は、見た目も可愛いあったかスイーツ「いちごのフラン」のレシピをご紹介。フランとは、卵液にクリームなどを加えて焼いたものの総称で、カスタードプリンもフランの一種です。熱々はもちろん、冷めてもおいしいので、おもてなしに作り置きもできます。
<材料>4個分
(直径8cm×高さ4cmのココット型)
フルグラ/30g
フルグラ(トッピング用)/5g
いちご/12個
薄力粉/20g
卵/2個
砂糖/20g
生クリーム/100ml
粉糖/適量
<作り方>
①いちごは洗ってヘタを取り除き、水気を拭き取る。
②薄力粉をボウルにふるい入れ、溶いた卵を少しずつ加えてなめらかになるまで混ぜ合わせる。
③②のボウルに砂糖を加えて混ぜ、さらに生クリームを3回に分けて加えて混ぜ合わせる。全体がなめらかになったら、フルグラを入れてさっと混ぜる。
④ココットに③のフラン液といちごを均等に入れ、最後にフルグラ(トッピング用)を飾る。
⑤温めておいたオーブントースターで8分~10分焼く。
⑥粗熱がとれたら、粉糖を茶こしでふるいながらかけて、できあがり。
フルグラとかぼちゃを使ってチーズフォンデュ♪からだぽかぽか、とろとろチーズ。

食べ方提案
寒くなってくると、おうちご飯が恋しくなるもの。
気のおけない友人との鍋パーティーも、おうちなら、色々とアレンジもできて楽しいですよね。この冬は、ちょっとオシャレに「チーズフォンデュ」をおうちで作ってみませんか♪
極上チーズのリッチなレシピ
かぼちゃの旨味がしみ込んだ
「贅沢チーズフォンデュ♪」
お店で食べるイメージのある「チーズフォンデュ」。意外と手軽に、自宅で本格的な味を楽しめます。チーズフォンデュ専用のチーズを使ってみるのもアリですがここでひと手間。ぜひ、極上のチーズをセレクトしてみてください。香りとコクが断然に違いますから。おいしくて、心まで満たされちゃいます。
今回は、見た目もユニークなバターナッツかぼちゃを使いかぼちゃの実と厳選したチーズを混ぜ込んだかぼちゃ好きにはたまらないレシピをご紹介。どうぞ、熱々をめしあがれ。
近頃は普通のスーパーでも見かけるようになったバターナッツかぼちゃ。ナッツのような風味とねっとりした果肉が特徴です。今回は、牛乳とかぼちゃのフォンデュを作りました。ワインにもよく合いますよ♪
果重が500gほどの小型な「坊ちゃんかぼちゃ」は、粉質で味がよいのが特徴。かぼちゃのサイズで電子レンジの加熱時間が変わりますので、様子をみながら加熱してくださいね。
チーズ部分は、フルグラと混ぜながらいただいたり茹でたブロッコリー等をつけてどうぞ♪
<大人味にはワイン仕立てでどうぞ>
今回はレシピに牛乳を使っていますが、大人味に仕上げたいときは、ぜひ白ワインを♪
分量は牛乳と同じで大丈夫です。また、豆乳でもおいしくできるのでチャレンジしてみてください。
◎エメンタールチーズ
スイス式のチーズフォンデュには欠かせない、スイスの代表的なチーズ。グリュイエールチーズに比べ風味はおだやかで、わずかに甘味があります。他のチーズと合わせて使ってもおいしいです。
◎ラクレットチーズ
スイスのチーズの1つ。切り口に火をかざし、溶けたところをナイフでラクレする(フランス語で「削り取る」の意味)食べ方に由来。そのままスライスしても風味豊か。
◎グリュイエールチーズ
スイスのチーズ。熟成が進むと、味も香りも甘味が増します。チーズフォンデュに欠かせないチーズで、加熱したときの香りの高さは抜群です。
◎ゴーダチーズ
オランダ南部のゴーダ一帯で作られる硬質チーズのひとつ。そのまま食べるのはもちろん、加熱するとなめらかに溶けるので料理にもよく使われます。
朝食にも、おやつにも! お豆腐にフルグラ!? 意外なほどに、好相性!大豆の力を引き出す「佐嘉おぼろ」とのおいしいコラボ

食べ方提案
フルグラのおいしい食べ方をご紹介する、グルメ探訪。
今回は、地場産の大豆と丁寧に向き合う「佐嘉 平川屋」さんに、フルグラの「おいしいお豆腐レシピ」をご紹介いただきます。
大豆本来の芳醇な甘みを堪能できる「佐嘉おぼろ」。ヨーグルト感覚で、フルグラとハチミツを添えれば、新食感のフルグラ豆腐の出来上がりです。不思議と甘すぎず、食物繊維と鉄分がたっぷりとれるだけではなく、植物性たんぱく質もとることができます。朝食にもぴったりなレシピです。
特別なお豆腐「佐嘉おぼろ」のおいしさ発見
熟練の職人技がつくりだす寄せ豆腐
口に入れた途端に、滑らかに溶けていく。次いで口いっぱいに広がる豊かな甘みに満たされると、思わずニンマリ。「こんなお豆腐、食べたことない!」と、自然と笑顔がこぼれてくる。そんな幸せなお豆腐が、佐嘉 平川屋さんの「佐嘉おぼろ」です。その特長は、なんといっても、口当たりのよい食感と、芳醇な味わい。
とはいえ、素材はいたってシンプル。大豆と水、あとはにがりだけ。だからこそ、「究極に素材を吟味しています」(製造責任者の前田政次郎さん)。
佐賀県産大豆にこだわりおいしさ追求
大豆は、地元・佐賀県特産のフクユタカを100%使用。豆腐づくりにぴったりの品種です。平川屋では、そのなかでも出来る限り粒径の大きなものを選択。「実が大きいほど、豆腐の甘みも深まります。しかもうちの大豆はすごく綺麗。だから雑味もぜんぜん感じないんです」と、前田さん。「もともと佐賀県には、バラエティに富んだ豆腐文化が根付いています。ザル豆腐、呉豆腐、温泉湯豆腐なども、実はぜんぶ佐賀県発祥と言われています。国内有数の大豆産地であることに加えて、豆腐づくりに適したやわらかい水質にも恵まれているからでしょう」。
①②大豆は、地元・佐賀県特産のフクユタカを100%使用。 ③分離された豆乳。「佐嘉おぼろ」は、13~13.5%以上の濃い豆乳を使用。 ④水分を含み、大きくなった大豆をおからと豆乳に分離します。 ⑤大豆を水に浸け柔らかくします。大豆に再び生命が宿り、発芽熱が!
伝統を守り、技術を継承
一般にお豆腐は、豆乳とにがりを撹拌させて固めます。「佐嘉おぼろ」は、今では機械化が主流となったこの工程を職人に託し、豊かな食味と伝統を受け継いでいるのです。
その日の気温や湿度、天候なども影響し、毎日同じ素材でつくっても、同じ味を再現するのが難しい。それほどまでに繊細で、経験が物をいう工程を経て、「佐嘉おぼろ」は生まれるのです。
⑥出来立ての「佐嘉おぼろ」は手ですくって充填、まさに職人技。 ⑦⑧⑨人気の温泉湯豆腐用豆腐の製造工程の一部
食の安心・安全を追求
安心して、おいしく召し上がってほしい―。通信販売も手がける佐嘉 平川屋では、お客様と顔の見える関係性や製品の安全性を追求するべく、本社工場にて食品安全規格「ISO22000」を取得。原材料の安全性はもちろんのこと、製造工程の衛生管理体制を徹底するなど、高品質な製品提供を遵守しています。
佐賀の郷土料理「呉どうふ」。その呉どうふにフルグラを!サクサクとモチモチの食感がたまらない!ぜひ、食べてみて欲しい和スイーツです。